平成26年2月16日
第3回「わが家の年越蕎麦、私たちの年越蕎麦」コンクール
特定非営利活動法人 江戸ソバリエ協会
Edo Sobalier Society


◎《木葉蕎麦》小林照男さん(江戸ソバリエ・ルシック)

「大根葉は栄養的に優れています。干すと嵩減りして減少するビタミンが出てきますが、
嵩減りするおかげで繊維質などの栄養素が沢山摂れ、《かけ蕎麦》にすることでおなかに
入ってふくれるので腹持ちが良くなるあたりに昔の人の食生活の知恵を感じますね。  
スーパーなどで買う大根は流通の都合で葉が切り落とされていて、《木葉蕎麦》は、昔は
地味な干し大根葉でも、今となっては葉を探すところから始まる贅沢な蕎麦といえるでし
ょう。商売としての再現は確かに手間暇がかかりそうです。それだけに我が家の味として
残していただきたい。」(林幸子先生評)                      


◎《津軽蕎麦》三上卓治さん(協会)

「忘れがたき故郷への思いに感動。《津軽蕎麦》は、津軽藩が参勤交代時に持ち帰って土
着したものといわれる。もしそうだとしたら、古江戸蕎麦の貴重な歴史的証言だといえよ
う。」(ほしひかる評)                              

審査員:林幸子(料理研究家、江戸ソバリエ・ルシック)、石田大三(江戸ソバリエ)
    江戸ソバリエ協会理事


「蕎麦の花 手打ち 蘊蓄 食べ歩き 粋な仲間と楽しくやろう」
《江戸ソバリエ宣言》


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